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夢紡ぐ糸 プロローグ

プロローグ

ある日、少年と少女は中学校の屋上で出会いました。
その出会いは、ロマンチックとは言えませんでしたが、そのとき、
少年から少女へ、運命の赤い糸がつながりました。
そして、2度目の屋上での出会いで、今度は少女から少年へ赤い糸がつながりました。
しかし、互いの想いを知らない二人の糸は2本に分かれていました。
そして、少年は二人の間の糸の強さに気づかず、3年後、ある一人の少女との赤い糸を選びました。
そして、運命に導かれた少女との赤い糸を切ってしまいました。
その少女との間には、もう一本の糸が残っていましたが、少女はある雪の日、自らその糸を切る決意をしました。
そして、互いにつながる糸が全てなくなったとき、少年は初めてその糸の強さに気づきました。
少年は悔やみましたが、もう、その糸を彼は戻すことは出来ませんでした。
このまま二人の間には何のつながりもなく終わってしまったと思われました。
しかし、少年が少女の小説を読んだとき、そして自分の夢を実現させる決意をしたとき、二人の間に
新たな運命の糸が生まれました。


その糸は、











夢紡ぐ糸。




プロローグです。

赤い糸なんて、古くさい?とも思ったんですが、タイトルを夢紡ぐ糸に
した時にその対比として、高校時代の糸を赤い糸としてイメージしました。

> しかし、少年が少女の小説を読んだとき、そして自分の夢を実現させる>決意をしたとき、二人の間に新たな運命の糸が生まれました
もし真中が最後に東城のノートを読まなかったらどうなっていたか、その疑問から生まれたセリフ。
そうなっていたら、一浪して大学行って、映画部に入って、大学4年間は映画作りをしてたかも、でも、それで映画監督を簡単に目指せるものでもないですよね。
真中の映像の感性?を磨くには、世界を見て回ったのはよかったのかもしれません。
そういう経験が、賞を取るだけの力を身につけられたということで・・。


雪の日の真中の涙について。
東城の涙は、説明するまでもないですね。
真中の方は、普通に考えると後悔の涙ということになるのですが、それだけだと涙の理由として弱い気もしています。
そこで、気になるのが真中が原作でよく語ったセリフ、
「東城と一緒なら、何だって出来る気がした。」
恋愛感情を表す内容とは、少しずれているんですよね。
2人の間にある特別な何か、それは2人が互いの恋を断ち切った時に一緒に断ち切られてしまった特別な絆。
やっぱり真中の涙は、それにつながっているんじゃないかと思うのです。
その喪失感は、恋愛以上に大事なものを失ったと感じるもので、
それがつかさに電話することも出来なくなるくらい大きな痛みに
なったと思っています。
もしかすると、東城の方も本人が気付いてないだけで、同じものを感じているかもしれません。

でも、東城は小説を完成させることで、真中は受け取った小説を映画に
するという夢を決意したことでその痛みを乗り越えて、内面的な強さを
手に入れた。それが6年後の2人に対する自分のイメージです。

そして、6年後にもう一度2人は一緒に映画を作ることになり、真中は6年前に失ったものを取り戻し、東城は6年前には強い想いで気付かなかった特別な絆を自覚し始めることになります。
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