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少女マンガ唯一?のウエスタンコメディ(その1)

「荒野の天使ども」(著:ひかわきょうこ)
自分が記憶する限りでは、おそらく少女マンガで西部劇を舞台にしたのはこれだけだったはず。そして、始めて買った少女マンガがこれだったと。(でも20年以上前の記憶だからなあ、多分間違いないと思うけど。)

ということで、恋愛ものではないんですけど、まずは序盤の紹介から。 「さて皆様、これは一応西部劇でありまして、一人のガキンチョと3人の少年たちの出会いから物語りは始まります。」
ダグラス、カード、ジョエルは次の町に向かって馬を進めていた。ダグラスの後ろで、カードとジョエルが言い争っていた。前の町でカードはポーカーで勝ちはしたのだが、相手は仲間と銃で脅して負けた分を踏み倒そうとした。カッとなったカードに引き金を引こうとした彼らより早くダグラスの銃が命中する。すぐさま勝負をしていた男ブライアン・マーフィを捕まえ、仲間に銃を捨てるように言う。そして、買った分の金を用意させ、うまく逃げおおせたのだが渡された袋の中に入っていたのは錆びた鎖だった。渡された袋の中身に気づかなかったジョエルとあんな相手をポーカーの勝負に選んだカードとの間でもめていた。ダグラスはその二人に向かって、財布を放り投げる。それは、人質に捕まえていたひらめ(マーフィ)からすりとっていた財布だった。
丁度そのころ、乗っていた馬車がぬかるみにはまりこんで立ち往生していたミリアム(8才)は、近づいてくるダグラスたちのひづめの音に気づく、そのとき、遠くで銃声が聞こえた。すぐ後にミリアムが3人の前に飛び出す。
駅馬車が、盗賊に襲われているのを見たミリアムは3人に助けを求める。しかし、3人は関わり合いになる義理はないと言って引き返そうとした。
「どけち、弱虫、臆病、ふぬけ、最低、根性なし」、ミリアムの罵詈雑言に銃を向けて脅すダグラス、同時にミリアムは草陰に逃げ込んだ。が、逃げたのではなく、こっそり木を上ってカードの上に飛び降りると銃を奪って走っていった。ミリアムの意図に気づいたダグラスはすぐに後を追う。一方、ミリアムは駅馬車強盗に向けて銃を撃とうとしていた。弾は強盗の一人に当たりはしたが、ミリアムは撃った反動でひっくり返ってしまう。追いついたダグラスは、ジョエルに援護を頼むとミリアムを助けて岩陰に逃げ込む。カードに銃を返すと3人による銃撃が始まった。強盗たちは物陰に隠れられない不利を悟り逃げていった。ダグラスは無茶をしたミリアムを叱る。そのミリアムから返ってきた返事は、「うん、あんたたちが助けに来ることわかってた。」唖然とする3人。
駅馬車の客からお礼をもらい、引き上げようとするダグラスたちにミリアムはぬかるみにはまった馬車を動かしてくれるように頼む。これ以上関わりたくないと断るダグラスたちに、ミリアムは財布を見せた。カードから銃を奪う時に、ひらめからスリとった財布もかすめ取っていたのだった。財布を持って、馬車のある方へ手招きするミリアム、結局文句を言いながらも馬車を動かすダグラスたちだった。


「うん、あんたたちが助けに来ることわかってた。」
主人公はミリアム(8才)です。この子がよく動く動く。ダグラスたち3人だけでなく、この後に出てくる悪党もこの小さなガキンチョに振り回されます。もちろん、ダグラスたちも活躍しますが、やはり一番の魅力はミリアムの大立ち回りでしょうね。主人公が8才のため恋愛要素がないと思いきや、しっかりロマンスものっています。でも、メインはあくまでミリアム。ミリアムの活躍を中心に、しばらく書いていこうと思います。

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