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少女マンガ唯一?のウエスタンコメディ(その2)

「荒野の天使ども」(著:ひかわきょうこ)

少女マンガ唯一?のウエスタンコメディ(その1)

馬車を動かしてもらった後、ミリアムは買い物のため、町の雑貨屋へ向かう。そこでは、雑貨屋の店主が二人の男から代金を踏み倒されていた。男二人は酒場でポーカーを楽しんでいたが、そのうち負けが込んできたほうの男が足のすねを蹴られたと言って文句を言う。もう一人も足を蹴られたと言い、大げんかに発展する。だが、二人の足を蹴ったのはテーブルの下に隠れていたミリアムだった。ミリアムは周りが二人のケンカに注目している隙に、テーブルの上の二人の金をかき集め、雑貨屋の店主にあの二人が落とした金だと言って渡してしまった。(代わりに、その日の注文をロハにしてもらっている。)

買い物が終わったミリアムは、町に着いていたダグラスたちを見つける。そのときとなりの酒場の窓が割れる。最初は二人のケンカだったのがいつのまにか乱闘になってしまったようだ。そこに酒場のオーナーで町を牛耳っているハレンバーグがやってきて、騒ぎを収めさせる。その後に入ってきたのは、別の町でダグラスたちがいざこざを起こしたひらめ(ブライ)だった。彼は、ハレンバーグと知り合いだったのだ。下手に出くわしでもしたら、やっかいだと考えたダグラスたちは町を出て行こうとするが、2階から窓を眺めたブライに、姿を見られてしまう。すぐさま2階から銃を撃つブライ、と同時に手下たちに3人組を探すように命令する。血のあとを見つけ、あとをを辿っていくとそこにはミリアムと子豚のウイリーがけがをして手当をしていた。いきなり銃を突きつけられて泣き出すミリアム。

そのとき、すぐそばの馬小屋からダグラスとジョエルが飛び出した。手下たちは驚いてあとを追う。誰もいなくなったのを確かめるとミリアムは、泣き真似をやめて、馬車に乗った。町を出てしばらくしてから「足の様子はどう?」、馬車の荷台には、足を撃たれたカードが隠れていたのである。ダグラスとジョエルはおとりになるために反対方向を逃げていたがミリアムは牧場への道を教えていると言う。それを聞いた時カードは、なにか企んでいるような気がしたが、ダグラスとジョエルが牧場に着いたときにはすでに二人が牧場を手伝うことが決まっていた・・・
牧場主のグレースは、ミリアムから話を聞き喜んで、完全に信じ込んでしまっていた。そのためダグラスたちはなにも言えなくなってしまう。グレースが逃げた牛を探すために出かけたあと、ダグラスは一度はミリアムに悪態をつくが、カードも動くわけにいかず、町から離れている分ひらめの目も届きにくい。後釜が見つかるまでということで、手伝うことを了承するのだった。


ということで、ミリアムの企みで牧場を手伝うことになってしまったダグラスたち、8才の女の子に人生を左右されるというのもなんともすごい。まあ、3人が牧場に残る理由にはグレースがすごい美人だということもあるんですけどね。
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